政府に強い姿勢求める 拉致問題で講演会さいたま | trycomp2のブログ

北朝鮮問題について考える講演会「拉致問題を通じて日本のあり方を考える・第五弾」(日本再生フォーラム主催)が十三日、さいたま市大宮区で開かれた。「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」代表で、大阪経済大学経済学部助教授の山田文明氏や「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」副会長の飯塚繁雄さん(上尾市)らが講演し、北朝鮮のせい惨な生活状況や、拉致問題などについて熱演した。
主催した日本再生フォーラム(竹本博光代表)は、「子供たちに誇れる日本を創ろう」を合言葉に二〇〇一年三月に発足した市民団体。日本に山積している諸問題を理解し解決していこうと、第一線で活躍している政治家や評論家などを講師に招き、講演会を開いている。今回は十六回目で、北朝鮮問題をテーマにしたものは五回目。
会場のJACK大宮ビルには、約百三十人が参加。上田清司知事をはじめ、衆議院議員の武正公一氏(民主党)や金子善次郎氏(自民党)らも応援に駆け付け、「国や県を挙げて、北朝鮮問題に取り組んでいきたい」と述べた。
講演の中で山田氏は、脱北者からの聞き取り調査で「ネズミの足を焼いたものが今まで食べた中で一番のごちそう」「人間らしく生きられる地があるなら、この世の果てでも探していきたい」など、信じられないような事実や悲痛な訴えを聞いたという。
最後に「日本政府は北朝鮮に対して経済制裁をし、問題解決に向け断固たる態度を示すべき」と強調すると、会場からは拍手が起こった。
二十七年前に妹の田口八重子さん=当時(22)、川口市=を北朝鮮に拉致された飯塚さんは「全国には約四百人ほど拉致された被害者がいる。皆さんのおかげでこの問題がクローズアップしてきたが、長い時間がかかっており、私たち被害家族ももういい年になってしまった。日本政府には、生きている日本人をすべて返せという強い姿勢で臨んでほしい」と訴えた。
政府に強い姿勢求める 拉致問題で講演会 さいたま
