北朝鮮関係者、凍結資金一部引き出し | trycomp2のブログ

北朝鮮関係者、凍結資金一部引き出し

 マカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮関連資金問題で、凍結されていた総額2500万米ドル(約30億円)分の資金の一部を、北朝鮮の貿易会社関係者が先週、現金で引き出していたことが分かった。また、各国の通貨で預けられていた残りの全資金はすでに米ドル建てで一つの口座にまとめられたという。BDA関係者が明らかにした。

 国際金融システムへの復帰を求める北朝鮮が、送金の完了だけで核放棄に向けた行動に移るかどうかは不透明だが、送金作業は大詰めを迎えている模様だ。

 現在検討されているのは、ニューヨーク連邦準備銀行とロシアの中央銀行を介し、最終的にはロシアの商業銀行に北朝鮮の銀行が保有する口座に送金する方法。

 先週、北朝鮮と取引がある貿易会社2社の代理人がBDAを訪れ、それぞれ100万香港ドル(約1500万円)以下の現金をおろした。引き出しが確認されたのは初めて。

 BDAで凍結されていた資金には米ドルのほか香港ドル、日本円、ユーロが含まれていた。BDA関係者によると、引き出された香港ドル以外のすべての資金は11日までに米ドルに両替され、BDAにある朝鮮貿易銀行名義の口座にまとめられたという。

 外貨を国際送金する場合は、一般にその通貨を発行する国の銀行を経由させる必要がある。BDA関係者は、資金を米ドルに一本化した理由を「米の中央銀行経由の送金で一気に問題を解決させるため」としている。

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