米「理解深めた」 解決方法言及せず 米朝金融協議閉会
米国による北朝鮮への事実上の金融制裁をめぐる米朝の第2回金融協議は31日、2日目の協議を終え、閉会した。米代表のグレーザー財務次官補代理はマカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」で北朝鮮関連口座が凍結されている問題について「解決に導くための理解を深めた」と評価したが、具体的な解決方法には言及しなかった。
グレーザー氏は協議終了後、記者団に「とても生産的だった。有用な情報を得た」と語った。凍結口座のうち合法分が解除されるとの観測も出ていたが、グレーザー氏は「我々の情報と今回得た情報をつき合わせ、どのような方法が適切かを見極めたい」と述べるにとどめた。
北朝鮮はBDA問題を「米国の金融制裁」と訴えるが、実際に口座を凍結したのはマカオ政府で、今後、米政府とマカオ政府の間で凍結解除に向けた話し合いが行われる可能性もある。
北朝鮮大使館で行われた31日の協議は、約8時間半にわたった。凍結された約50口座の保持者を1件ずつ照会し、米側が出していた質問に北朝鮮が答えたという。グレーザー氏は「協議は今後も継続するつもりだ」としたが、次回の日程は決まっていないという。米は北朝鮮のドル札偽造などの不法行為に強い懸念を持っており、次回協議でこうした問題をさらに話し合うことになりそうだ。
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