米の対北食糧支援 全面中止の可能性 | trycomp2のブログ
【ワシントン=樫山幸夫】米政府は九日、北朝鮮に対する今年の食糧支援の未供与分について、実施を見送る方向であることを明らかにした。北朝鮮がさきに世界食糧計画(WFP)に対し、支援の打ち切りを要請したことを受けての方針。これによって、過去十年間以上継続してきた米国の食糧支援が将来とも中止される可能性がでてきた。開会中の六カ国協議で北朝鮮に圧力をかけようとの思惑もある。
米国際開発局(USAID)のナツィオス局長は九日、声明を発表。「WFPが北朝鮮によって食糧配分の中止、監視体制の縮小を強制されるならば 、米国としては今年の食糧支援の未供給分について凍結せざるをえない」との見解を示し、「WFPの活動が継続されなければ、食糧が必要な人々の手に正しく渡っているかどうかの監視が不可能になる」と強調した。米国は今年、北朝鮮に対し五万トンの食糧支援を決定。USAIDによると、半分以上が供与済みで、残りは今月中に船積みされる予定。
北朝鮮は今年八月末にWFPに対して、食糧収穫の「劇的な改善」を理由に、支援の中止と監視体制の縮小などを要請。併せて北朝鮮は国連に対して、食糧支援を開発援助に切り替えるよう求めている。(11/11)
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