有本さん「一番の状況」 米大統領と面会、事態進展に期待 | trycomp2のブログ

有本さん「一番の状況」 米大統領と面会、事態進展に期待

 「大きな励みになる」「かなりのインパクト」。横田早紀江さん(70)のブッシュ米大統領との面会実現を拉致被害者の家族らは歓迎し、喜びの声を上げた。識者は「短期的な効果は期待できない」と冷静に受け止めた。

 神戸市出身の有本恵子さん=拉致当時(23)=の母嘉代子さん(80)は「今まで救出運動をやってきて、一番いい状況だと思う」と声を弾ませた。「北朝鮮が怖がっているのはアメリカだけ。そのブッシュさんが会ってくれれば、北朝鮮にかなりのインパクトがある」と力を込める。

 早紀江さんが米議会で話す様子はテレビニュースで何度も見た。訪米前には電話で「体に気をつけて、母親の気持ちをきっちり伝えてきて」と思いを託したといい、「早紀江さんは、落ち着いてしっかり言うべきことを言ってくれた」と喜んだ。

 その一方で「あの様子を小泉首相はどういう思いで見られたのか」と話し、「国会はつまらないメール問題であれだけ時間をかけたのに、拉致問題は議論されない。国全体の問題なのだから、野党ももっと追及してほしい」と訴えた。

 「思いがけない大きな出来事」とうれしそうなのは石岡亨さん=同(22)の=兄章さん(51)。「米国は世界で一番実力のある国。さらに協力姿勢を取ってくれれば、北朝鮮に大きな脅威」と話した。

 米国側の狙いは何か。コリア・レポート編集長の辺真一さんは「核開発問題の解決に向けた新たな交渉カードとして拉致問題を突きつけ、圧力をかけるつもりだろう」と分析した。

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