ヒル次官補、訪朝終え韓国へ 協議の成果注目
訪朝した6者協議の米国首席代表、ヒル国務次官補は22日午前、北朝鮮との協議を終えて平壌を出発した。午後、日韓両国を訪れる。米国務省によると、ヒル氏は前日の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官に続き、朴宜春(パク・ウィチュン)外相とも会談したとみられる。今回のヒル氏訪朝を通じ、2月の6者協議で合意した「初期段階の措置」の早期履行問題などについて、北朝鮮側がどのような考えを示したかが注目される。
ヒル氏は今回の訪朝で、6者協議の進展を北朝鮮に強く促したとみられる。朴外相との会談では、7月末の開催を目指す6者協議閣僚会議の議題などについて意見交換したとみられる。米国務省のマコーマック報道官は21日、今回の訪朝について「北朝鮮が真に核兵器計画を放棄する戦略的決定をしたのかどうかを試す、重要な時期に入った。この時期に対話を試みることは、見返りを与えることとは違う」と意義づけた。
ヒル氏は22日午後、韓国に戻り、宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商相や千英宇(チョン・ヨンウ)韓国首席代表らと訪朝結果について協議するほか、記者会見も行う。その後、夜には日本を訪れる予定だ。
韓国政府当局者は「北朝鮮はヒル氏の訪朝で当然、関係正常化に強い期待を持つ」とみる。
マコーマック報道官は「ブッシュ政権が原則を曲げて政策を変更しているという批判があるが、政策の変更ではない。北朝鮮とは過去にも6者協議の枠組み内で2国間協議をしてきた」と説明。「この考え(訪朝)は、検討されるようになって久しい。6者協議のほかの参加国すべてが支持している」と語り、米国が単独行動しているのではないことを強調した。
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