北朝鮮、02年以降に寧辺の核施設を近代化…IAEA次長
【ウィーン=石黒穣】北朝鮮・寧辺(ヨンビョン)の核施設を先週訪問した国際原子力機関(IAEA)のハイノネン事務局次長がIAEA理事国に対して4日までに行った報告で、北朝鮮が最近まで、核施設の能力向上を着々と進めていたことが明らかになった。
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1994年の米朝枠組み合意に基づく施設凍結を2002年に解除して以後の措置で、主に改良されたのは再処理施設と核燃料製造工場の2か所。
再処理施設では、使用済み燃料棒を細かく刻んで化学溶液に溶けやすくするためのせん断機が新たに設置されていたほか、燃料棒の溶液からプルトニウムを効率よく分離できるよう、振動を与える装置を取り 付けていた。
核燃料製造工場では8年余の凍結期間中に腐食した製造ラインに代え、新たな製造ラインをほぼ完成させ、試運転も行っていた。刷新の背景には、5万キロ・ワット黒鉛炉や20万キロ・ワット黒鉛炉を完成させてプルトニウム増産を図る明確な意図があったとみられている。
(2007年7月5日11時59分 読売新聞)
北朝鮮、02年以降に寧辺の核施設を近代化…IAEA次長 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)