ヒル国務次官補「もう少し忍耐が必要」
北朝鮮が、核施設の停止など期限から3週間を過ぎても実行しないことについて、アメリカのヒル国務次官補は、「もう少し忍耐が必要だ」という見方を改めて示しました。
あと数日、もう少しの辛抱だと言い続けて早3週間。マカオの銀行で凍結解除された北朝鮮口座の資金の返還は実現しておらず、ヨンビョンの核施設は稼動を続けています。
「アメリカの銀行と取引を禁じられた銀行からの送金は簡単ではない」(アメリカ ヒル国務次官補)
北朝鮮側は、資金をイタリアとロシアの銀行にある口座に送金するよう求めています。アメリカの外交筋によりますと、これらの銀行は資金の受け入れには同意しているものの、信頼が落ちることを懸念して直接送金を拒ん でおり、現在、送金を中継する他の国の金融機関を探しているということです。
ヒル次官補はまた、「(北朝鮮は)送金問題が解決しさえすれば、核施設の停止などに向けて動き出すだろう」として、北朝鮮が故意に先延ばしをしているとの見方を否定しました。
「イラ立ちが募るのはわかるが、核放棄を実現するにはこれしか道はない」。ヒル次官補の言葉は、批判の声を上げ始めている対北朝鮮強硬派にも向けられています。(05日10:34)
TBS News-i