早紀江さん 米議会で救出訴え | trycomp2のブログ

早紀江さん 米議会で救出訴え

アメリカ議会で北朝鮮の拉致問題について被害者の家族から話を聞く初めての公聴会が、ワシントンで開かれました。証言に立った横田めぐみさんの母親の早紀江さんは「すべての被害者を助け出し、自由の地で過ごさせてやりたい」と述べて、めぐみさんら被害者の早期救出を訴えました。

公聴会は、アメリカ議会下院の小委員会が、現地時間の27日午前、日本時間の27日夜遅くから28日未明にかけて、拉致問題などをテーマに日本や韓国の被害者の家族らを参考人として招いて初めて開いたものです。証言には、横田めぐみさんの母親の早紀江さんや朝鮮戦争中だった1歳のときに父親を拉致されたという韓国の家族会理事長のイ・ミイルさんら5人が立ちました。このうち早紀江さんは、めぐみさんが北朝鮮に拉致された直後に撮影された写真を掲げて「この寂しそうな顔を見て、私は思わず写真をなでながら『めぐみちゃん、どれほど不安だったでしょう。まだ助けてあげられなくてごめんなさい』と話しかけました」と、声を詰まらせながら話し、拉致から30年近くたった今もわが子を救出できない悔しさや悲しみを語りました。そして「めぐみたちはまだ元気であちらにいるのです。心身疲れ果てていますが、子どもたちが助けを求めている間は、どんなことがあっても倒れることはできません」と述べたうえで、「世界各国から拉致されたすべての被害者を助け出し、これからの人生を自由の地で過ごさせてやりたい」と訴え、アメリカの議会や国民に被害者の早期救出への協力を呼びかけました。公聴会のあと、議長を務めたクリス・スミス下院議員は「証言の内容に衝撃を受けた。26年の議員生活で聞いた中で最も力強い証言で、わが子への愛情と思いやりに満ちていた。この問題をアメリカから世界中に伝えていきたい」と話していました。
NHKニュース