拉致家族会、連携呼びかけ オランダ大使「北に圧力必要」 | trycomp2のブログ

拉致家族会、連携呼びかけ オランダ大使「北に圧力必要」

 【ニューヨーク=住井亨介】訪米中の拉致被害者の「家族会」と支援組織「救う会」メンバーは1日(日本時間2日)、北朝鮮による拉致被害が指摘されているオランダ、マレーシア両国と、ロシアの国連代表部などを訪れ、被害者に関する情報を提供。解決に向けての連携を呼びかけた。オランダのメージャー国連大使は「北朝鮮との対話も必要だが、そのためには圧力をかけ続けなければならない」と述べ、拉致情報を本国当局などに問い合わせ、調査に入る姿勢をみせた。

 オランダをめぐっては、拉致されながら、脱出したレバノン人被害者が北朝鮮でオランダ人女性2人を目撃している。

 家族会側が、提供した情報の調査に入るよう要請すると、メージャー国連大使は「(オランダ人拉致は)初めて知った。大変ショッキングだ。レバノン政府に問い合わせるのは良い提案だ」と積極的な姿勢を示した上で「北朝鮮との2国間協議でもこの問題を取り上げたい」と述べた。

 女性4人の拉致が指摘されるマレーシアのアリ国連大使は「被害者家族から政府に請願があれば、2国間協議を求めたり、ICPO(国際刑事警察機構)を通じて手配する」と話した。

 ロシア代表部のロガチョフ次席大使は「本国に伝える」と述べるにとどまった。

 一行はこの後、大島賢三国連大使を訪れ、拉致解決への尽力に感謝の気持ちを伝えた。大島大使は「政府としてできる限りの努力をしている。あすEU(欧州連合)と共同で(拉致を含む北朝鮮の人権状況を非難する)決議案を国連の委員会に提案する」と述べた。

 家族会副代表で、田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(68)は「各国が調査、対応を始めるということは、(拉致解決の)世論が盛り上がって、北朝鮮への非難が大きくなりつつあるのだと感じた」と話した。

(11/02 11:27)
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