ロシアと接触『受け皿』要請 凍結資金返還で北朝鮮 | trycomp2のブログ

ロシアと接触『受け皿』要請 凍結資金返還で北朝鮮

 【北京=城内康伸】中国マカオの銀行に凍結されていた北朝鮮関連資金の返還問題で、北朝鮮側が二十二日に開かれた六カ国協議でロシア代表団と接触し、同国の金融機関が「受け皿」となるよう要請していたことが二十三日、協議筋の話で分かった。

 しかし、ロシア側は拒否したという。

 タス通信が二十二日に伝えたところでは、同協議のロシア首席代表、ロシュコフ外務次官は「ロシアの金融機関には、この問題にかかわらないよう勧めたい」と語っており、北朝鮮の要請を念頭に置いたとみられる。

 米国は十九日、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)に凍結された北朝鮮資金二千五百万ドルを中国銀行に開設された朝鮮貿易銀行口座に移管する形で、全額返還する方針を明らかにした。資金移管は手間取っており、北朝鮮は返還が確認されていないことを理由に協議参加を拒否。第六回六カ国協議は二十二日、休会した。

 ロシュコフ次官は資金移管を受け入れれば、マネーロンダリング(資金洗浄)を禁止する米国の金融制裁に触れる恐れがあるため、中国銀行が拒否している、と説明している。