人権担当大使に就任の斎賀富美子さん | trycomp2のブログ
「拉致は一番ひどい人権侵害」
斎賀富美子さんは、11月末、ノルウェー兼アイスランド大使として住むノルウェーへの電話で、北朝鮮による日本人拉致などの人権問題に取り組む初代大使への起用を告げられた。
「えっ、という感じでしたが、お引き受けした。今まで培った人脈を生かし、国連人権委員会や人権高等弁務官事務所などに積極的に協力を要請していく」と抱負を語る。
1981年、外務省条約局(現・国際法局)で女子差別撤廃条約の締結を担当し、以来、ほぼ一貫して人権問題を扱ってきた。こうしたキャリアを買われての起用だが、日本人拉致問題には報道を通じてしか接していなかった。
6日の就任を受け、9日にはソウルで北朝鮮人権国際大会に出席し、その足で日本に戻って拉致被害者家族連絡会のメンバーと面会した。「拉致は一番ひどい人権侵害。国際世論を動員し、北朝鮮の人権問題に取り組む必要がある」と肌身で感じたという。
ソウルで同席した米国のレフコウィッツ北朝鮮人権問題担当特使とはメールで連絡を取り、1月に再会談する。こうした人脈や国際会議の場を生かし、拉致問題解決などに向けた国際世論を喚起するのが最大の任務だ。大使の兼務でノルウェー在住が続くが、「北朝鮮と国交があり、人権問題に厳しいノルウェーとの連携は重要だ」と意気盛んだ。
大使公邸でセントポーリアを育てるのが唯一の息抜きだというが、当分は花を楽しむ暇もなさそうだ。(政治部 川上修)

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