偽ドル問題に北朝鮮反発 6カ国協議中断長期化も | trycomp2のブログ
【ソウル9日原田正隆】北朝鮮外務省スポークスマンは九日、朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、偽ドル札問題に関し「米国が金融制裁の動機として示した資料には科学的根拠がない。そういう(ドル札偽造の)事実はまったくなく、米国が六カ国協議の進展を希望するなら金融制裁をやめるべきだ」と主張した。北朝鮮当局者が偽ドル札問題について公式に立場を表明したのは初めて。無条件の協議再開を求める米国に全面的に反発したもので、六カ国協議中断が長期化する恐れも出てきた。
同当局者はまた、米国の金融制裁を「(北朝鮮の)血の流れを止めて窒息させようとする制度抹殺の行為だ」と非難し、「六カ国協議共同声明の相互尊重と平和共存の原則を完全に否定するもの」と強調。ブッシュ米政権が北朝鮮に対し、偽ドル札問題と核問題を切り離して六カ国協議再開に無条件で応じるよう北朝鮮に要求していることについても「米国の主張は結局、六カ国協議とは関係なく、われわれに対する敵対政策を続けようということだ」と不信をあらわにした。
今回の談話について韓国の通信社・聯合ニュースは、米国に対抗して北朝鮮側も強硬路線に転じ始めたとの識者らの分析を紹介。さらに、偽ドル札問題を担当する米財務省金融犯罪取締チームが今月中にマカオなどを訪問するのを機に状況が一層悪化し、六カ国協議再開が遠のくとの見方が大勢を占めていると伝えた。
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