訪米、手応え十分得られた 島田県立大教授インタビュー | trycomp2のブログ
拉致は進行形のテロ
北朝鮮による拉致被害を訴えるため、横田めぐみさんの母早紀江さんらとともに訪米していた「救う会」副会長の島田洋一・県立大教授が帰国し、2日、県立大で本紙のインタビューに応じた。訪米について「手応えは十分」と強調する島田教授に、具体的な成果や拉致問題の解決に向けた県民へのメッセージを聞いた。 (吉光慶太)
――訪米の成果は
拉致問題は、アメリカでは専門家を除いてほとんど認知されていないので、拉致が国際的な現在進行形のテロであると強調してきた。アメリカにも拉致被害者がいる可能性があるので、拉致が大々的に発生した一九七七、七八年ごろに行方不明になった二十歳前後のアメリカ人について、北朝鮮の関与がないかどうかを徹底的に洗い直すようにお願いしてきた。手応えは十分。(アメリカの)議員は早紀江さんの証言を高い緊張感を持って聞いていたようだ。
――早紀江さんはブッシュ大統領とも会談した
儀礼的な訪問ではなく、もっとも踏み込んだ政策表明の場になった。そういう場で北朝鮮や中国に対して人権問題での追及の度合いを強めると大統領が決意を徹底させたのは大きな成果だ。
――今回の訪米や、めぐみさんの夫とされる男性を政府が特定したことなどで国民の関心は高まっている。政府の姿勢に変化は
「ねばり強く働き掛けていかなければ」などと発言している小泉首相は当事者意識が欠けている。安倍晋三官房長官には帰国後、アメリカに行方不明事例の洗い直しを呼び掛けるようにお願いした。アメリカに被害者がいれば、国際世論が盛り上がり、圧力を強めるきっかけにもなる。
――拉致問題の解決に向けて、県民にメッセージを
県内には特定失踪(しっそう)者が三人いることもあり、福井の拉致問題が解決したわけではない。拉致問題で最もノウハウを蓄積してきた県として、毅然(きぜん)とした態度で日本の世論をリードしてほしい。
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