米兵遺骨収集 代表団訪朝へ
アメリカ政府は、朝鮮戦争で行方不明となったアメリカ兵の遺骨回収について協議するため、民主党のリチャードソン州知事ら超党派の代表団が来週、北朝鮮を訪問すると発表しました。
これはホワイトハウスが3日発表したもので、民主党のリチャードソン・ニューメキシコ州知事と共和党のプリンシピ前退役軍人長官が率いる超党派の代表団が今月8日から11日の日程で、北朝鮮を訪問するとしています。訪問は、北朝鮮の招待によるもので、朝鮮戦争で行方不明となった8000人余りのアメリカ兵の遺骨の回収を促進するのが目的だとしています。アメリカと北朝鮮は11年前から共同で遺骨の調査を進め、これまでに200人以上の遺骨が見つかっていますが、アメリカ政府は「北朝鮮が不安定な情勢を作り出している」としておととし5月以来調査を中断しています。前の民主党クリントン政権で国連大使も務めたリチャードソン州知事は、その前の下院議員時代から北朝鮮を何度も訪問し、独自の関係を保っていることで知られています。代表団には、補佐役としてアメリカ政府当局者も同行するということで、政府当局者は「今回の訪問は遺骨収集の目的に特化したもので、核問題とは関係のないものだ」と強調していますが、核問題をめぐってアメリカが北朝鮮との対話に積極的な姿勢を見せる中、今回の訪問にも注目が集まっています。
NHKニュース