6カ国協議:北朝鮮の核計画、08年の申告を容認で調整 | trycomp2のブログ

6カ国協議:北朝鮮の核計画、08年の申告を容認で調整

 【北京・堀山明子】北朝鮮の核廃棄に向けた「第2段階措置」を議論している6カ国協議は29日、北朝鮮が年内にすべての核計画を申告するのは困難とみて、来年の核廃棄段階に追加申告を認める方向で調整を始めた模様だ。北朝鮮が核兵器の数を推計できる「核物質の年内申告」に難色を示したとみられる。廃棄対象となるプルトニウムなど核物質の生産、処理過程は、来年予定する第3段階で追加申告となる可能性も出てきた。

 2月の6カ国協議での合意では、北朝鮮が第2段階措置として「すべての核計画の完全な申告」を行うと盛り込んだ。焦点は(1)02年に疑惑が浮上したウラン濃縮計画(2)02年以降に再処理したプルトニウム(3)核兵器--の3点。北朝鮮は(1)について「申告段階で疑惑を晴らす」と説明しているが、(2)と(3)は前提条件をつけているとみられる。

 5カ国は北朝鮮に、申告段階でプルトニウムをいつ、どこで生産し、どう処理したかを明らかにし、その検証もできるよう求めた。完全な申告と検証が実施されれば、北朝鮮が現在所有しているプルトニウムで核兵器がいくつ生産可能かを推計できるためだ。

 協議筋によると、北朝鮮は協議3日目までに年内に申告できるリストを口頭で示し、できない部分については、その理由を具体的に説明したという。

 北朝鮮は9月初めの米朝国交正常化に関する作業部会で、ウラン濃縮計画に関連し、遠心分離機に使用できるアルミニウム管をロシア業者から輸入したことを認めており、年内に申告する核計画はこのような疑惑を解明することにとどまる可能性もある。

毎日新聞 2007年9月30日 3時00分 (最終更新時間 9月30日 3時06分)

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