よど号犯人の妻 拉致で逮捕状
昭和55年、ヨーロッパで行方がわからなくなった石岡亨さんと松木薫さんの拉致事件で、警視庁は、現在、北朝鮮にいる、よど号ハイジャック事件の実行犯の妻2人について、誘拐容疑で逮捕状を取り、国際手配の手続きを進めています。
逮捕状が出たのは、現在、北朝鮮にいる、よど号ハイジャック事件の実行犯の妻、森順子容疑者(54)と若林佐喜子容疑者(52)の2人です。警視庁の調べによりますと、2人は昭和55年、スペインから石岡亨さんと松木薫さんを北朝鮮に連れ去ったとして、誘拐の疑いが持たれています。2人はスペインのバルセロナの動物園で失そうする直前の石岡さんといっしょに写真に写っていたほか、石岡さんと松木さんを自分たちが泊まっていた現地のアパートに頻繁に招いていたということです。警視庁は、2人が石岡さんと松木さんの拉致にかかわった疑いが強まったとして、誘拐容疑で逮捕状を取り、ICPO・国際刑事警察機構を通じて国際手配の手続きを進めています。よど号グループをめぐっては、これまでに有本恵子さんの拉致事件で実行犯の1人、魚本・旧姓、安部公博容疑者(59)が国際手配されています。警視庁は、一連の拉致はハイジャック事件のリーダーですでに死亡している田宮高麿元幹部の指示で行われていた疑いが強いとみて、よど号グループによる拉致事件の全容解明を進める方針です。
NHKニュース