宇部の水産会社を捜索 北朝鮮産アサリ輸入か
第七管区海上保安本部(北九州)などは二十七日、中国船籍の貨物船を使い、経済制裁で輸入が禁じられている北朝鮮産のアサリを輸入したとして、外為法違反(無承認輸入)容疑で宇部市の水産会社「丸美水産」など数カ所を捜索した。
同海上保安本部は貨物船が北朝鮮の海州港に入港し、アサリ約七十トンを積み込んだ可能性が高いとみて、関係者から事情を聴くなどして同社の関与を調べる方針。
これまでの調べでは、貨物船は「遼長冷6」(二一八トン)。三月八日に下関港に入った際、韓国の仁川に寄港していたのに、中国・丹東から直接下関に入港したと虚偽の申告をしたとして、国際航海船舶・国際港湾施設保安確保法違反(虚偽通報)容疑で中国人船長(48)と乗組員八人が逮捕された。
丸美水産は中国からのアサリ輸入を発注していたが、同海上保安本部などは、輸入海産物の産地を偽装して販売しようとした疑いもあるとみている。
中国新聞ニュース