家族“拉致被害者に認定を
子ども2人が北朝鮮に拉致された疑いがある北海道出身の渡辺秀子さんの家族が、20日、内閣府を訪れ、2人を拉致被害者に認定するよう求めました。内閣府を訪れたのは渡辺秀子さんの妹の鳥海冏子さんで、政府の拉致問題対策本部の担当者に要請文を手渡しました。
渡辺さんの長女の敬美さん(当時6歳)と長男の剛さん(当時3歳)は北朝鮮に拉致された疑いがありますが、2人とも朝鮮籍のため、政府の拉致認定の対象にはなりません。面会の中で、鳥海さんは「2人は日本で生まれ育ち、母親も日本人なので、日本人と同じように拉致被害者に認定してほしい」と訴えました。これに対して、拉致問題対策本部の担当者は「今の法律では認定するのは難しいが、認定された人と同じように情報提供や支援を 行いたい」と答えたということです。このあと、鳥海さんは、横田めぐみさんの両親と初めて会い、肉親の救出のためいっしょに活動していきたいと伝えました。記者会見で、鳥海さんは「姉の夫が北朝鮮の工作員だったので、被害者や家族の方に申し訳ないという思いをずっと抱えてきましたが、横田さんから『いっしょに頑張りましょう』と励まされて胸のつかえが取れ、頑張っていこうという気持ちになりました」と話しました。
NHKニュース