総連「喜ばしい」 民団「寝耳に水」 | trycomp2のブログ
トップ会談 県内の評価
在日本大韓民国民団(韓国民団)と在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が17日、初のトップ会談を開き、50年以上続いた対立関係を解消する共同声明を発表したが、県内の両団体トップの間では評価が分かれた。
朝鮮総連県本部の崔朝雄(チェジョウン)委員長(48)は、「日本のマスコミは、両団体の敵対関係ばかりをクローズアップするが、同じ民族であり、統一の願いは同じ。喜ばしい」と、和解を全面的に歓迎した。
関係者によると、県内では、10年ぐらい前に両団体有志が集まってゴルフコンペを2回開いたことがあるが、その後は、目立った交流はなかった。だが、崔委員長は「小山市の朝鮮学校の行事には、韓国民団の人も来ているが、今までは、相手に迷惑がかかるので宣伝できなかった」と目立たない交流があったことを明かし、「これで交流が加速する」と期待感を示した。
一方、韓国民団県地方本部の林宏(イムゲン)団長(71)は「同胞が手を組むのはいいこと」と歓迎しながらも、「今回の和解は、地方にとって寝耳に水。地方選挙の参政権問題も、反対の朝鮮総連とは立場が違う。人道的な脱北者支援も今後どうなるか。これからが大変だ」と戸惑いを隠せない様子だ。
林団長は、「障害者や高齢者に対する社会保障、地方公務員の国籍条項など共通する問題もあるが、両団体で別々にやればいいのではないか」とも述べ、朝鮮総連と距離を置く姿勢を崩さなかった。
県国際交流課によると、2005年末の県内の韓国・朝鮮人は計3144人。県内で、韓国民団に所属するのは「1600~1700人」(林団長)。朝鮮総連に所属する人数は、「公表していない」(崔委員長)という。
(2006年5月18日 読売新聞)
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