横田めぐみさん「夫」、政府は本格調査へ | trycomp2のブログ

横田めぐみさん「夫」、政府は本格調査へ

横田めぐみさん「夫」、政府は本格調査へ

 果たして横田めぐみさんの夫の身元は特定されるのでしょうか。めぐみさんの夫とされる男性は、拉致された韓国人である可能性が高まっていることから、日本政府は、14日、韓国の拉致被害者の家族から、血液などの提供を受けて、本格的な調査に乗り出しました。

 横田めぐみさんの夫の可能性があると言われる、韓国の拉致被害者は5人。日本政府の担当者らは14日から、この5人の家族から血液や毛髪などの提供を受けるため、家族との面会を始めました。5人はいずれも1977年から78年にかけて、相次いで北朝鮮に拉致されています。

 めぐみさんの夫とされる、キム・チョルジュン氏について、北朝鮮側はこれまで、血液や毛髪の提出を拒んでおり、日本政府は、提供された毛髪などを日本に持ち帰り、DNA鑑定をする方針です。めぐみさんの娘、キム・ヘギョンさんとの親子関係を確認するためです。

 これまでの調査で、この5人の男性のうち、めぐみさんの夫は78年に行方不明になった、当時16歳のキム・ヨンナムさんである可能性が高いと見られています。

 キムさんは78年8月、夏休みを利用して韓国南西部のソンユ島に友人数人と遊びに来ていました。

 「『3日間だけ泊まる』というから、すぐ帰って来ると思っていました」(キム・ヨンナムさんの母親)

 キムさんは、海水浴場の近くにテントを張って友人たちと過ごしていた夜、一人で海岸の方に歩いていった後、行方がわからなくなっていました。

 「友人たちと酒を一杯飲んで、『トイレに行く』と言って、外に出たまま戻らなかったそうだ」(ソンユ島の住民)
 「ダイバーも海に潜って捜索した」(ソンユ島の住民)
 「溺死事件なら、皆、2、3日すれば浮かび上がるのに、この人だけは出てこなかったんだ」(ソンユ島の住民)

 その後、97年になって、拉致の実行犯がキム・ヨンナムさんを拉致した事実を認めました。

 「とにかく早く会いたいです。生きているなら、北朝鮮に拉致されたのなら、1日も早く会いたいです」(キム・ヨンナムさんの母親)

 一度は死んだと思った息子は生きているかも知れない。キム・ヨンナムさんの母親は、同じ境遇におかれている、めぐみさんの両親と、いつか会う事があれば、こう伝えたいと言います。

 「彼らも被害者、私も被害者。『お互い耐えるのに苦労しましたね』と言いたい」(キム・ヨンナムさんの母親)

 「(キム・ヘギョンさんの)笑顔を見ると血を分けた家族なのかなと・・・」(キム・ヨンナムさんの姉)

 調査結果が出るまでには数週間かかるものとみられ、日本政府は今回の結果も踏まえて、引き続きめぐみさん拉致の真相究明を進める方針です。(14日16:12)
TBS News i