安倍首相辞任:問題解決に心配も 拉致被害家族ら | trycomp2のブログ

安倍首相辞任:問題解決に心配も 拉致被害家族ら

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北朝鮮による拉致問題への取り組みを追い風に政権を握った安倍首相の突然の辞任に、拉致被害者家族らは一様に驚き、拉致問題の解決が遠のかないかと懸念した。

 東京都内で12日夕、会見した家族会の飯塚繁雄副代表(69)は「他の家族の間でも『残念』という言葉がほとんど」と語ったうえで「拉致問題解決はどうなるのかと心配しているが、現状から後退しない体制を望んでいる。次も大きな期待を持てる人に(首相に)なってほしい」と語った。

 増元照明事務局長(51)は「首相の就任直後に面会した時は、私たちに解決への強い決意を伝えてくれてありがたかった。毅然(きぜん)と北朝鮮にものを言う姿勢を評価してきただけに非常に残念」と述べた。安倍首相就任直後の06年11月に12件目の拉致認定を受けた松本京子さんの兄孟(はじめ)さん(60)は「(安倍首相の下でできた)拉致問題対策本部はこれからどうなるのか」と今後を案じた。

 有本嘉代子さん(81)は、神戸市の自宅で「初めて北朝鮮と真剣に向き合ってくれた政治家だった」と残念がった。娘の恵子さんが北朝鮮にいると分かった88年当時、相談に乗ってくれたのは、安倍首相の父、故晋太郎氏の事務所だった。嘉代子さんは「政治とカネの問題などは安倍さんだけの責任ではないはず。マスコミや野党の批判に耐え切れなかったのでしょう」とかばった。【工藤哲、津島史人】

毎日新聞 2007年9月12日 20時20分 (最終更新時間 9月12日 20時47分)

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