“拉致を議題”韓国に求める
麻生外務大臣は、9日午後、韓国のソン・ミンスン外交通商相と電話で会談し、今月28日から行われる南北首脳会談が、北朝鮮の核の放棄に向けた後押しとなるよう期待感を示すとともに、会談で拉致問題を取り上げるよう求めました。
会談では、冒頭、ソン・ミンスン外交通商相が、今月28日から3日間の日程で、韓国のノ・ムヒョン大統領が北朝鮮を訪問し、キム・ジョンイル総書記と首脳会談を行うことを説明しました。これに対して、麻生外務大臣は「会談が、朝鮮半島の非核化に向けた関係国の努力を後押しすることを期待している」と述べました。そのうえで、麻生 外務大臣は「日本政府は6か国協議の日朝作業部会に、誠意をもって取り組むことにしており、北朝鮮に対して、拉致問題などの解決に正面から取り組むよう働きかけてほしい」と述べ、会談で拉致問題を取り上げるよう求めました。これに対して、ソン・ミンスン外交通商相は「話はよく承った。韓国としても日朝作業部会で、よい成果が得られるよう期待している」と応じました。また、両外相は、北朝鮮の核の放棄に向けた次の段階の措置について、6か国協議で引き続き日韓両国が緊密に連携していくことを確認しました。
NHKニュース