6者協議、北朝鮮が態度硬化 米は前向きな見方 | trycomp2のブログ

6者協議、北朝鮮が態度硬化 米は前向きな見方

 朝鮮半島の非核化を目指す6者協議は10日、北京の釣魚台国賓館で3日目の協議に入った。北朝鮮の核放棄に向けた「初期段階の措置」を盛り込んだ議長国・中国の合意文書素案を土台に話し合いが進んでいるが、北朝鮮が態度を硬化させ、協議は難航し始めた。中国は10日にも修正案を示す方針とみられるが、先行きは不透明だ。

 6者協議筋によると、北朝鮮は初日(8日)の協議で、寧辺の原子炉の稼働停止を「受け入れる用意がある」と言明したが、9日の会合では在韓米軍の問題に言及するなど米国による「対北朝鮮敵視政策」を改めて批判した。このため、合意文書の文案の詰めには入れなかった。

 日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は10日朝、記者団に「産みの苦しみだ。各国とも何とか合意を達成したいという意思はあるが、まだ相当の努力を要するだろう」とし、韓国首席代表の千英宇(チョン・ヨンウ)・朝鮮半島平和交渉本部長も「合意は予測できない」と語った。

 ただ、米国は他の参加国に比べ、協議の行方を前向きにとらえている。ヒル米国務次官補は10日朝、記者団に、「(寧辺の核施設の)シャットダウン(停止)という言葉を使うことでは(北朝鮮も)理解ができていると思う。我々はひとつの方向に進んでいる」とも述べ、北朝鮮との対立点は少なくとも核施設や作業部会の設置に関する問題ではないとの見方を明らかにした。

 10日は午前に中韓、中朝に続き、米中が2国間会合を実施し、北朝鮮との対立点解消へ向けた調整作業に当たった。各国の主張を踏まえたうえで中国が10日中に合意文書の修正案を作成、各国に示したうえで、さらに一致点を探ると見られる。

 一方、協議関係筋によれば、作業部会の設置案について合意文書素案には「30日以内に開始する」と盛られていたという。

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