濃縮資材調達初めて認める ウラン型核疑惑で北朝鮮
今月初めに行われた北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米朝作業部会で、北朝鮮が米国に対し、核問題の焦点となっていたウラン濃縮疑惑について、濃縮に使う遠心分離機用の関連資材であるアルミニウム管を第三国から調達したと認めていたことが17日、分かった。北朝鮮が濃縮疑惑に関する具体的事実を認めたのは初めて。ただ、実際にウラン濃縮に着手したとまでは主張していないもようだ。
米朝作業部会の内容を知る6カ国協議筋が明らかにした。
北朝鮮が濃縮関連資材購入を認めたことは大きな方針転換で、ブッシュ政権の残り任期内に核問題で相当程度譲歩する戦略を固めたことを示唆している。寧辺の核施設の年内無能力化が視野に入る中、ウラン濃縮疑惑の解消を図る姿勢を自ら示すことにより、米国との関係正常化への流れを加速させる狙いがあるとみられる。
協議筋によると、今月1、2の両日にジュネーブで開かれた米朝作業部会で、北朝鮮首席代表の金桂冠外務次官は米国首席代表のヒル国務次官補に対して、第三国からのアルミニウム管調達を認めた。
(共同)
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