北朝鮮資金、米銀行経由での送金検討
6か国協議進展の障害となっている北朝鮮資金の送金問題について、アメリカ政府は、アメリカの銀行を経由して送金する案を検討する考えを示しました。
北朝鮮は核施設の停止などに応じる条件として、マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」で凍結解除された資金およそ2500万ドルを、第三国の銀行に送金することを求めています。
しかし、受け入れ先として名前の挙がった銀行はいずれも直接送金を拒んでいて、事態の進展を妨げています。
アメリカ政府も「バンコ・デルタ・アジア」との取り引きを一切禁止していますが、財務省のキミット副長官は10日、JNNなどの取材に対し、アメリカの金融機関を経由した送金を検討する用意があることを初めて明らかにしました。
「送金を実現する方法として、経由する(アメリカの)金融機関などから申し出があれば、検討する用意はあります」(財務省、キミット副長官)
キミット副長官はこのように述べ、具体的な銀行名は挙がっていないとしながらも、事態打開のために今後、送金を検討する考えを示しました。
しかし、アメリカ国内では、「譲歩を重ねても、北朝鮮は核放棄を先伸ばしにするのではないか」と懸念する声があり、さらに曲折も予想されます。(11日16:19)
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