中国主席、金総書記に拉致進展促すメッセージ | trycomp2のブログ

中国主席、金総書記に拉致進展促すメッセージ

【北京=佐伯聡士】中国の胡錦濤総書記(国家主席)が、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記に対し、北朝鮮による日本人拉致問題で進展を図るよう促していたことがわかった。関係筋が6日明らかにした。
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 中国共産党の劉雲山・宣伝部長(政治局員)が10月30日、平壌で金総書記と会談した際に伝えた胡総書記のメッセージの中で、「日朝関係の早期改善を希望する」「日朝関係の改善は北朝鮮にとっても有益だ」などの表現で拉致問題を進展させるよう求めたという。

 中国は最近、日本からの拉致問題での協力要請に対して、「できる限り協力したい」との立場を表明しているが、間接的表現ながらも胡総書記が自ら金総書記に進展を図るよう伝えたのは初めて。

 劉部長は、先の第17回党大会で胡総書記が2期目に入り、新指導部が発足したことを受けて訪朝。両国の連携強化を確認するため、金総書記との会談で、「中朝の伝統的な友好関係を引き続き重視する」との胡氏のメッセージを伝えた。

 関係筋によると、メッセージは、南北首脳会談や東南アジア外交など北朝鮮の最近の積極的な外交努力を称賛した上で、日朝関係改善の重要性に触れた。金総書記は特に発言せず、黙って耳を傾けていたという。

 中国側は今年4月の温家宝首相の訪日成功後、拉致問題の進展が、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議のプロセスに有利になると判断し、協力のあり方について検討に入った。拉致問題への協力は、年末にも実現する可能性のある福田首相の訪中や、来春の胡総書記の訪日など日中関係の強化にも役立つと考えている。
(2007年12月7日3時4分 読売新聞)

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