古都さんの弟が拉致告発 「物証」は東京行きの切符 鳥取・米子市 | trycomp2のブログ

古都さんの弟が拉致告発 「物証」は東京行きの切符 鳥取・米子市

 「これだけ生活臭を残したまま、自殺や自発的な失踪(しっそう)はありえない」-。米子署に告発状を提出した古都瑞子さん=失踪当時(47)=の弟、資朗さん(73)=鳥取県日南町在住=と代理人の安田寿朗弁護士らが21日、米子市内で会見した。

 安田弁護士は「瑞子さんの意思とまったく別の理由で失踪した」と判断した理由の一つとして、米子市内の瑞子さんの自宅に残された東京行きの切符とハンドバッグなどの“物証”を挙げた。

 切符は、失踪日の昭和52年11月14日の2日後の16日の日付が入った東京行き寝台特急「いなば」の特急券。瑞子さんはのどの治療のため、順天堂大学付属病院で診察を受けるため、この日上京することにしていた。

 15日朝、お手伝いさんが瑞子さんの自宅を訪ねると、この切符とスーツケースが残されていたほか、いつも使っていたハンドバッグが机の上に置かれ、常時携帯していたポケットベルも畳の上にあったという。

 母の政代さん(98)とともに告発した資朗さんは、「母とはあまり姉のことを話題にしていません。新聞などで分かっていると思いますが、詳しい状況は説明していません」と高齢の母を気遣い、「拉致問題が早く解決に向かうよう警察の力に期待したい」と語った。

 また「平成14年に5人の拉致被害者が帰国したが、その後進展がみられず残念」とも話し、「本人が救出され日本の土を踏むことを望むが、相当の年月がかかりそう。それまでは待てない」と、北朝鮮に対する政府の対応ににいらだちを見せた。

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