拉致可能性新たに6人 神戸の金姫順さんも | trycomp2のブログ
北朝鮮による拉致問題に取り組む特定失踪(しっそう)者問題調査会は三十日、拉致の可能性が否定できないとして、新たに在日朝鮮人の女性ら六人の氏名などを公表した。これまで拉致の可能性が否定できないとしていた北海道網走市の国井えり子さん=失跡当時(17)=については「拉致の疑いが濃厚な失跡者」に変更した。 調査会が公表した失跡者は二百四十八人となり、うち三十四人が「拉致の疑いが濃厚」となった。 この日新たに「拉致の可能性を否定できない」と発表された六人のうち金姫順さん=失跡当時(19)=は、神戸市中央区出身の在日朝鮮人二世で、一九六二年の失跡から四十三年間、全く連絡がなく、姉の慶子さん(64)が今年七月、同会に調査を依頼した。 発表などによると、金さんは金村英子の通称名で神戸市内の服飾学校に通っていたが、六二年一月、家出。「いい仕事がある」と、在日の友人とともに富山県か新潟県へ向かったが、友人は仕事を断り、神戸に戻ったという。仕事の内容は不明という。 当時は在日朝鮮人の祖国帰還事業が盛んだったが、金さんは「あんな所へ行くなんて」と否定的だったといい、「妹が自ら北朝鮮へ渡るとは思えない」と慶子さん。北朝鮮による日本人拉致事件が報道されるたび「同じ民族として日本人に申し訳ない」「妹も連れ去られたのでは」と胸が痛むという。 外務省や警察に相談した後、同会を訪ねたという慶子さんは「日本にいるなら連絡があるはず。脱北者に写真を見てもらい、北朝鮮で見なかったか聞きたい」と語った。
神戸新聞ニュース:総合/2005.10.01/拉致可能性新たに6人 神戸の金姫順さんも
