「拉致解決へ韓国政府と協力」大島駐韓大使 | trycomp2のブログ
融和路線の南北関係には注文
【ソウル13日上田勇実】大島正太郎駐韓日本大使は13日午前、ソウルプレスセンターで講演し、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの夫が韓国人拉致被害者である可能性が高まったことと関連し、「この問題で今後も韓国政府と協力していくと同時に、北朝鮮に対し誠意ある対応を求める」と述べ、今後、日韓が協力して北朝鮮に拉致問題解決を働きかけていく考えを示した。
大島大使は、「核や拉致を含め北朝鮮をめぐる各種の問題を解決していくのは、日韓両国において極めて重要な共同課題」とした上で、「これらの問題解決に役立つかたちで南北間の対話と協力が進むことが、北東アジアの中長期的な安定に大きく貢献する道であり、日本もこれを支持する」と語り、融和路線が続く南北関係が、北朝鮮問題解決の妨げにならないよう求めた。
また大島大使は、北朝鮮の核問題解決を目指す六カ国協議と関連し、「昨年9月の合意(共同声明)の実践が重要だが、現状では北が協議のテーブルにつかないのが一番の問題」と指摘。六カ国協議の進展には「日米韓が緊密に連絡をとることが重要」としながら、「いつまでに復帰しなければならないということはないが、北朝鮮が戻ってこないと、このプロセスに対する失望感が高まる危険性がある」と述べ、参加国が我慢の限界に達しつつある現状を明らかにした。
大島大使は、竹島領有権や靖国神社参拝などで韓国が日本に反発していることに対し、「立場の違いが日韓間にあるというのは客観的な事実」と認めた上で、「日韓関係で重要なのは、大局的な観点で未来志向を目指すこと」と強調した。
2006/4/13 15:46
「拉致解決へ韓国政府と協力」大島駐韓大使
