2児拉致実行役を特定 貿易会社在籍の男女2人 | trycomp2のブログ

2児拉致実行役を特定 貿易会社在籍の男女2人

 73年に失跡した渡辺秀子さん(当時32)の子ども2人が拉致されたとみられる事件で、警視庁公安部と兵庫県警の共同捜査本部は13日、拉致の実行役として、貿易会社「ユニバース・トレイディング」(東京都品川区、既に解散)に在籍していた男女2人の工作員を特定した。同社役員だった主犯格の女(59)=国外移送目的拐取容疑で逮捕状請求の方針=がこの2人に指示を出していたことも判明しており、捜査本部は役割分担や事実関係の解明を急ぐ。

 実行役とみられる女工作員は、子ども2人を東京都目黒区のマンションなどで監禁した際、世話を担当。福井県小浜市から北朝鮮に拉致した際は工作船に同乗したとみられる。日本に戻った後、「(子どもの)船酔いが大変だった」「親に間違われた」などと周囲に話していたという。

 男工作員は小浜市まで車で子どもを運んだ。「(子どもに)睡眠薬を飲ませたが、途中で起きてびっくりした」などと話していたという。

 捜査本部はこのほか、主犯格の女と結婚した男についても拉致への関与を調べる方針。この男は拉致状況を周囲に詳しく話したとされ、少なくとも拉致の報告を受ける立場にあったとみられる。

 捜査本部によると、これまでに日本国内での所在が確認されたのは実行役の女工作員1人。子ども2人の北朝鮮での生存が証明されない限り、この女については公訴時効が成立するとみられる。

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