【社説】離散家族行事での北朝鮮の横暴、なぜ抗議しないのか | trycomp2のブログ
金剛山(クムガンサン)離散家族再会行事の南側記者に対する北朝鮮側の横暴が相次いでいる。 SBS(ソウル放送)記者が作成した記事の「拉北者」という表現をにケチをつけ、送出を許さなかった。 この記者には「ホテルの外に出るな」と脅し、YTN女性記者の取材手帳を取り上げたりもした。 どんな弁解も通じない暴力的脅迫だ。
北朝鮮が問題視した部分は、北の最高統治者や政治体制に関する内容ではなく、厳然たる事実である拉致被害者問題だった。 にもかかわらず南側記者が「拉北者」と表現したことにケチをつけるのは、脅迫で南側メディアを操ろうという態度としか見ることができない。北朝鮮は以前から自分たちに都合の悪い記者の訪朝を認めないなど、同じような手法を使ってきた。
北朝鮮がこうした行動をとるのは、それなりの「自信」があるためとみられる。 自分たちがどんな行動をとろうと、南側政府は「強力な対応」ができないという判断だ。 今回もこうした判断は効果を生んでいる。 統一部の当局者は「もう少し真相を調べる必要がある。 体制と文化の差があるのは事実」とのん気なことを言っているためだ。北朝鮮の妨害でニュースに支障を生じ、取材記者らが侮辱を受けたのははっきりしているが、何をまだ調べるというのか理解できない。南北間に文化の差があれば、北朝鮮がこうした無礼なことをしても構わないということなのか。 一言で、北朝鮮の気に障ることはしないという無責任な処置だ。
再会行事のために当然、双方は行事規則を作ったはずだ。その規則で北朝鮮のこうした行動を許したのか、それとも北朝鮮が突然勝手な行動に出たのか、政府が明らかにしなければならない。
政府は何も言えず、北朝鮮側を理解しようとしている姿を見るともどかしい。 今年だけで1兆ウォン(約1000億円)以上を支援しながら、韓国メディアがこうした目にあうのは話にならない。統一部は北側責任者に対する問責の要求とともに、再発防止策を引き出さなければならない。(韓国・中央日報)
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