北朝鮮:核爆弾製造工程、寧辺に 訪朝IAEAが確認 | trycomp2のブログ

北朝鮮:核爆弾製造工程、寧辺に 訪朝IAEAが確認

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 【ウィーン会川晴之】北朝鮮が核弾頭などに使用する特殊なプルトニウムの製造工程を寧辺(ニョンビョン)の「放射化学研究所」(核燃料再処理施設)に設置していたことが18日わかった。国際原子力機関(IAEA)筋が毎日新聞に明らかにした。北朝鮮の核兵器製造施設の一部が判明したのは初めて。ただ、核兵器の組み立て施設や保管場所は依然、不明のまま。18日午後に北京で始まる6カ国協議首席代表会合で話し合う予定の「核計画の完全申告」の具体的な中身が、今後の焦点となる。

 IAEA筋によると、ハイノネン事務次長(査察担当)ら代表団が6月下旬、寧辺の核燃料再処理施設を視察した際、北朝鮮当局者が核爆弾に使う特殊なプルトニウムの製造工程を初めて示した。使用済み核燃料を再処理して抽出した酸化プルトニウムを、核弾頭などに使う金属プルトニウムへ転換する設備だった。作業員の被ばくを防ぐグローブボックス内にあったという。

 再処理施設内で金属プルトニウムの製造工程が見つかったことについて、核兵器製造に詳しい英国の「検証調査訓練情報センター(VERTIC)」のペルスボ研究員は「プルトニウムは極めて取り扱いが難しい物質。安全性と経済性を考慮すれば、再処理施設内に金属プルトニウム製造工程を設置するのが合理的」と分析している。

 米中央情報局(CIA)などによると、北朝鮮は寧辺の5000キロワット黒鉛減速炉の北側にある丘陵地帯などで、核兵器の起爆装置実験を繰り返し実施している。金属プルトニウムの製造施設の存在が寧辺で確認されたことで、核兵器の組み立て施設なども寧辺の核複合施設に存在する可能性が高まった。

毎日新聞 2007年7月18日 15時00分

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