日朝作業部会“拉致問題”で決裂の可能性も
ベトナム・ハノイで日本時間7日から始まった日本と北朝鮮の国交正常化に関する作業部会は、日本が拉致問題の解決を強く訴えたことに北朝鮮が反発し、7日夕方に予定されていた会談を拒否してきた。協議はこのまま決裂する可能性が出ている。
北朝鮮側は7日午前の会談を終えたところで、7日午後5時から予定されていた会談を中止すると日本側に伝えてきた。
北朝鮮・宋日昊国交正常化交渉担当大使は北朝鮮大使館に戻り、7日午後5時現在もこもったままで、協議関係者によると、北朝鮮は「拉致問題を持ち出す以上、協議を続けられない。8日以降も協議を行わない」と伝えてきたという。
今回の作業部会は、先月の6か国協議の合意に基づいて開 かれたもの。日本は、拉致問題の進展があるまで経済支援を見送る方針。これに対し、北朝鮮は、アメリカ・ニューヨークでの米朝会談が順調なことや、韓国が6か国協議の枠とは別に独自に経済支援に応じる姿勢を見せていることもあり、日本との交渉では強気に出てきたようだ。
このため、北朝鮮側が再来週の6か国協議の再開に向けて、日本との作業部会をとりあえず開いたという実績を作っただけで、このまま協議が終了してしまう恐れも出ている。
日テレNEWS24