2児、拉致認定を=渡辺秀子さんの妹、政府に要請書-横田さん夫妻とも懇談
1973年に所在不明となった埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)の渡辺秀子さん=失跡当時(32)=の2人の子供について、北朝鮮に拉致された疑いが強いとして警視庁などが共同捜査本部を設置したことを受け、渡辺さんの妹鳥海冏子さん=北海道帯広市=が20日、内閣府を訪れ、2人を拉致被害者支援法に基づく拉致被害者に認定するよう求める要請書を提出した。
子供2人は朝鮮籍で、現行法では拉致被害者認定を受けられない。鳥海さんは要請書で「国籍によって差別的な対応がなされることはあってはならない。一刻も早く現行法を改正してほしい」と訴えた。
応対した河内隆・拉致問題対策本部総合調整室長は、 現時点で拉致被害者と認定するのは難しいものの、認定された場合と同様の情報提供を行う考えを示した。
一方、鳥海さんは同日、家族会の横田滋代表(74)夫妻とも懇談。「私の姉の夫が工作員ということで、すべての拉致被害者の方々、家族の方々に申し訳ない気持ちでいっぱいだった」と思いを伝えた。横田代表の妻早紀江さん(71)からは「みんなそれぞれ事情があってこういう状況になっているので、気にしないで頑張っていきましょう」と励まされたという。
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