横田滋さん 家族会代表を退任
北朝鮮による拉致被害者の家族会代表を10年間務めてきた横田めぐみさんの父親の滋さんが、24日、代表を退任しました。新しい代表には、これまで副代表を務めてきた田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんが就任しました。
拉致被害者の家族会の臨時総会が、24日、東京都内のホテルで開かれ、およそ20人の被害者家族らが出席しました。はじめに、家族会の発足以来10年間、代表を務めてきた横田めぐみさんの父親の滋さんが「おととし、病気で、もう少しで命を落とすところにまでなり、無理ができない体となったため、代表を退任したい」と述べました。そして、話し合いの結果、全員一致で横田さんの代表退任が決まりました。新しい代表には、これまで副代表を務めてきた田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんが就任しました。総会のあと、記者会見した横田滋さんは「10年間、活動を続けてきたが、今も具体的な進展がないままで、とにかく早くいい結果が出ることを期待してやみません。これからも飯塚新代表の下、いっしょに活動を続け、政府には、あらゆる手段を使って一日も早く解決を図ってほしい」と述べました。また、新しく代表に就任した飯塚繁雄さんは「身を粉にして10年活動を続けてきた横田さんが健康上の理由で退任となり、いまだに事態が進展しない状況を非常に憂いています。問題解決にあと5年も10年もかけるわけにはいかず、もう先がないという気持ちで家族の奪還のために代表を務めていきたい」と話しました。
NHKニュース