米 核問題と拉致の同時進展を
日本を訪れているアメリカのクラウチ国家安全保障担当次席補佐官は、NHKのインタビューに応じ、さきの6か国協議での合意を受けて、北朝鮮の核の放棄にとどまらず拉致問題などの解決でも同時に進展が得られなければならないという考えを示しました。
クラウチ次席補佐官は昨夜、都内でNHKとのインタビューに応じ、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議でのさきの合意について、「北朝鮮による核の完全な放棄にとどまらず、人権問題や国交正常化、それに地域の安全保障など幅広い分野の問題が、6か国協議の枠組みで扱われなければならないとされている」と述べ、今後の協議では、拉致問題などでも同時に進展が得られなければならないという考えを示しました。そのうえでクラウチ次席補佐官は、さきの合意で設けられた日朝と米朝、それぞれの2国間の作業部会について、「設置されたばかりだが今後数週間のうちに進展を得たいと考えている」と述べて期待を表明しました。さらに、合意に盛り込まれているIAEA=国際原子力機関による北朝鮮の核施設への査察について、「60日以内に行われるとされているが、一刻も早い査察を期待したい」と述べ、期限を待たず、北朝鮮に対し、一日も早い査察官の受け入れを迫っていく考えを示しました。
NHKニュース