拉致被害者家族代表が金総書記に「送還訴える手紙」 | trycomp2のブログ

拉致被害者家族代表が金総書記に「送還訴える手紙」

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 拉致被害者家族協議会の崔祐英(チェ・ウヨン)会長(35)が19日、北朝鮮に拉致された父親の帰還を訴える手紙を文化(ムンファ)日報の広告欄に載せた。

 宛名は北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記だ。崔さんの父、チェ・ジョンソクさん(60)は1987年、トンジン号の漁労長として西海(ソヘ) 白翎(ペンニョン)島近海に漁に出て、北朝鮮の警備艇によって拿捕された。

 崔さんはこの手紙で「金総書記は、父親の故金日成(キム・イルソン)主席のために大規模な記念事業を行なうほど親孝行な方だと聞いている」とし、「同じ子どもの立場で、父を思う私の気持ちを理解されると信じている」と訴えた。

 崔さんは「ここ20年間、非転向長期囚の送還に向け傾けた北朝鮮の地道な努力、南側の人権団体との連帯、自国国民の保護を南北の交渉において最優先課題にしている金正日総書記を見守りながら、もし私が北朝鮮人だったら今頃父を連れてきていただろうに、と羨ましさを禁じ得ない」と記した。

 崔さんは「(金総書記は)日本人拉致被害者の悲しみを充分理解して、帰国させたことすらあるのに、どうして南側の拉致被害者家族の悲しみに対しては沈黙しているのか」とし、「できるなら、今すぐ父を連れてきて還暦の祝いをしてあげたいが、それが不可能ならば、せめてそちらででも父の還暦の日を忘れずに祝っていただきたい」と頼んだ。また崔さんは「父は普段、白いご飯と刺身、焼酎を好み、また母が作る辛いメウンタン(魚のあらで作った辛い鍋料理)が好物だった」と記した。

 崔さんは昨年5月には、日朝首脳会議を控えた日本の小泉純一郎首相に韓国人拉致被害者問題を提起してほしいと要請する内容の手紙を送っている。

 崔さんは記者との通話インタビューで「政府関係者に、お父さんの病状が重いと言われた」とし、「金正日総書記は、是非この手紙を読んで、父をはじめとする拉致被害者たちを送還してほしい」と述べた。

 崔さんは、今回の手紙広告について母には話さなかったと述べた。期待を裏切られたことがあまりにも多かったからだという。

朝鮮日報
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)