北朝鮮、豪・シンガポールなどでも秘密資金口座を運用 | trycomp2のブログ
米国政府の調べによると、北朝鮮は、マカオ以外にも違法な資金と関連した口座をオーストリアやシンガポール、香港などでも運用していることが分かった。 今回問題化したマカオのバンコ・デルタ・アシア銀行では、およそ4600万ドルの預金口座が確認されたと伝えられた。今月16日発売される月刊朝鮮1月号は、「北朝鮮側は、口座凍結措置が下された今年9月、資金を回収するためにおよそ20人の中央党39号室要員を現地に急きょ派遣した」とし、「要員たちは『金を全額回収するまで帰って来ないように』という特命を受けた」と報道した。39号室は、金正日(キム・ジョンイル)総書記の秘密資金を管理する部署として知られている。 米国によって北朝鮮との違法な取り引きを行なった疑いがもたれていると目された銀行のなかには、「中国銀行(Bank of China)」も含まれていると各外電は報じている。月刊朝鮮は、「にもかかわらず、米国が中国銀行に制裁を加えていない理由は、中国政府と秘密裏に協力を取り付けた上、中国との関係を考慮した措置」と報じた。 北朝鮮は米国の金融制裁以降、主な取引先をオーストリアに移したことが分かった。現代峨山(ヒョンデアサン)が金剛(クムガン)山観光の見返りとして北朝鮮に資金を送る銀行口座も、今年10月、マカオからオーストリアに変わった。オーストリアには、労動党39号室が直接経営するクンビョル銀行が位置する。駐オーストリア北朝鮮大使のキム・グァンジンの妻は、金正日総書記の腹違いの妹、キム・ギョンジンだ。ロイヤルファミリーが直接管理する銀行である。 月刊朝鮮は、「この2つの銀行は信用度が低く、独自の為替取り引きに無理があり、中国銀行の保証と支援の下で取り引きを行なっている」とし、「中国が米国の要請に応じて、こうした協力を拒否することになれば、今後、秘密資金の確保と為替取り引きにおいて打撃を被ることが予想される」と述べた。 マカオに位置する大聖(テソン)銀行の口座は、金大中(キム・デジュン)政権当時、国家情報院を通じて行われた違法な送金事件で有名になった。労動党の39号室傘下の大聖総局が管理するこの銀行を通じて2000年6月、4億5000万ドルが北朝鮮へ送金された。 朝鮮日報 朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)
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