拉致被害 家族会結成10年 | trycomp2のブログ

拉致被害 家族会結成10年

北朝鮮による拉致被害者の家族会が結成されてから25日で10年がたつのを前に、家族たちは23日に記者会見を行いました。横田めぐみさんの父親が体力的な問題から年内にも家族会の代表を退きたいという意向を示したほか、家族の高齢化が進むなかで「時間との闘いだ」という訴えが相次ぎました。

拉致被害者の家族が平成9年に家族会を結成し、政府への訴えや街頭署名などの活動を始めてから25日で10年になります。23日、各地で家族たちが記者会見を行いました。このうち、家族会代表で横田めぐみさんの父親の滋さんは、体力的に負担が大きくなってきたとして、年内にも家族会の代表を退きたいという意向を示しました。そのうえで、滋さんは「政府も動き出し、環境は整ってきたが、結果だけをみると進展はなく、とにかく一日も早く“結果”が欲しい」と訴えました。また、母親の早紀江さんは、10年前の記者会見のときと同じ緑色のジャケットで会見に臨み、「洋服は10年前のままですが、あまりにも過酷な日々のなか、わたしたちは年をとって疲れもたまり、精神的にもきつくなっています。被害者が帰国したときに親がいないということだけは絶対に避けたい気持ちでいっぱいです」と話しました。家族会の事務局長で増元るみ子さんの弟の照明さんは、亡くなった父親が10年前の会見のときに持っていたるみ子さんの写真を掲げながら「この写真も縁が黄色くなり、あまりにも長い時間がたったことを感じずにはいられません。父は亡くなってしまいましたが、ほかの親たちが健在なうちに何としても再会を果たしたい」と述べました。家族たちは「残された時間は少なくなっている」として、決意を新たに一刻も早い肉親の救出を訴えていくことにしています。

NHKニュース