よど号事件 妻2人を告発へ 拉致被害者松木さんの姉 | trycomp2のブログ

よど号事件 妻2人を告発へ 拉致被害者松木さんの姉

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 北朝鮮による拉致事件に絡み、よど号ハイジャック事件メンバーの妻二人が松木薫さん=失跡当時(26)、熊本市出身=の拉致に関与したとして、松木さんの姉齊藤文代さん(60)=菊池郡菊陽町=が二十四日、妻二人を逮捕監禁容疑で警視庁に刑事告発する。齊藤さんは二十三日午前、県庁で記者会見し、「二人は家族を苦しめた。拉致の罪を認めてほしい」と語った。

 告発の対象は、故田宮高麿・元赤軍派幹部の妻森順子(52)と若林盛亮・同の妻佐喜子(51)の両容疑者=いずれも旅券法違反容疑で国際手配。

 告発状などによると、二人は一九八〇(昭和五十五)年夏ごろ、スペイン・マドリードに滞在中の松木さんと石岡亨さん=当時(22)=を言葉巧みに誘い、北朝鮮に連れ去った、としている。バルセロナの動物園で撮影されたとみられる妻二人らの写真などを添えて提出する。

 記者会見で、齊藤さんは「(二人が)日本に帰国するのであれば、拉致の罪を見過ごすことはできない。警視庁の調べを受け、処罰を受けてほしい」と述べた上で、「二人は、北朝鮮で生きている薫の消息を知っていると思う。き然とした捜査で、薫の早期帰国につなげてほしい」と期待感をにじませた。

 七〇年、日航機「よど号」をハイジャックした犯行グループは北朝鮮へ渡航し、後に合流した日本人妻らは大半が帰国。森、若林両容疑者は現在も北朝鮮で生活。年内にも帰国するとの情報があるという。拉致事件に絡んでは、メンバーの魚本(旧姓・安部)公博容疑者が国際手配されている。(田口貴一朗、横山千尋)
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