北朝鮮、核施設稼働を停止=「初期措置」履行に着手-6カ国協議で初の実質成果
【ソウル、ワシントン15日時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省スポークスマンは15日、「(2月の6カ国協議で)合意した通り、重油5万トンの第1便が到着した14日、寧辺の核施設稼働を中止し、国際原子力機関(IAEA)要員にその監視を許容した」と述べ、核放棄に向けた初期段階措置の履行に入ったことを明らかにした。マコーマック米国務省報道官によれば、北朝鮮は稼働停止の事実を米国に通知した。
北朝鮮が核施設の稼働を停止したことで、2002年秋に高濃縮ウラン(HEU)開発疑惑が発覚して以降、悪化の一途をたどった北朝鮮核問題が約5年ぶりに転機を迎える。03年2月に米朝枠組み合意(1994年締結)で凍結されていた原子炉の再稼働を米当局が把握して以来、約4年5カ月ぶりの稼働停止で、6カ国協議の始動以来、初の実質的な成果となった。
時事ドットコム:北朝鮮、核施設稼働を停止=「初期措置」履行に着手-6カ国協議で初の実質成果