青森脱北者:新たな脱出ルート NGOも関与か  | trycomp2のブログ

青森脱北者:新たな脱出ルート NGOも関与か 

 【北京・堀信一郎】北朝鮮からの脱北者とみられる4人が青森県深浦港で保護されたが、北朝鮮から直接ボートで漂着したとすれば、新たな脱出ルートと言える。ただ、北朝鮮からの脱北には非政府組織(NGO)やブローカーが「手引き」するケースが多く、ボートによる脱北は単独行動ではなさそうだ。

 一方、北朝鮮は脱北者問題に神経をとがらせており、捜査当局が「北朝鮮からの脱北者」と認定した場合、「作り話」などと反発し、日本非難を強めるとみられる。

 脱北者は北朝鮮の経済悪化に伴って増え続けている。ほとんどの脱北者は、北朝鮮と中国の国境にあたる豆満江を渡って中国入りし、数百人もが韓国亡命のため待機していると言われている。

 中国政府は脱北者に対し厳しい態度を取っており、発見すれば北朝鮮に送り返している。さらに、北朝鮮のミサイル発射や地下核実験を受けて中国は北朝鮮への警戒感を強め、最近は特に中朝国境警備を強化している。

 このため脱北ルートは、中国と国境を接するベトナム、ラオスなど東南アジアまで広がりを見せている。東南アジア諸国は貿易などで北朝鮮とのつながりが深いため、脱北者には寛容だった。だが、最近は国際社会から批判もあり積極的な受け入れはしていない。

 脱北者のほとんどは中国や東南アジアを経由して最終的には韓国入りしている。このため、韓国の脱北者施設は満杯状態で、脱北者が韓国社会に適応できないという問題も起きている。こうした韓国側の事情もあり、単純に日本を目指した可能性もある。

 北京の脱北者支援団体幹部は「ボートで脱北というのは聞いたことがない。中朝国境の警戒が厳しくなっているため、直接、海路で逃げ出そうとしたのではないか。とにかく北朝鮮を脱出したいという脱北者の気持ちの表れだ」と話している。

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