拉致家族 政府回答に不満噴出 | trycomp2のブログ
この面会は、先月、拉致被害者の家族が小泉総理大臣にあてた文書で、こう着状態が続く拉致問題への政府の姿勢をただしたのを受けて行われたものです。この中で、家族らは「北朝鮮が迅速で誠意ある対応をしなければ厳しい対応をとると、政府が表明して、9か月あまりになる」と指摘したうえで、こうした政府の方針に変わりがないかたずねました。これに対して、杉浦副長官は「方針に変わりは無いが、制裁についてはどのようなタイミングでどう行うのがいいのか、考えているところだ」と答えたということです。また、家族が対話による進展が見られない中で、なぜ制裁を先送りするのか説明を求めたのに対して、杉浦副長官は「近く再開される見通しの北朝鮮との政府間の対話で、問題解決にあたりたい」と述べたということです。面会のあと、家族会代表の横田滋さんは「具体的な回答が無く残念だ。同じことを何度聞いてもかみ合わない答えが返ってくるばかりで、政府は家族ともう少しまっすぐ向き合うべきだ」と述べ、政府の対応に不満の意を表しました。また、家族会副代表の飯塚繁雄さんは「我々の訴えを適当に受けながすのでは面会の意味がない。はぐらかすだけの対応に、一人の国民として寒気すら感じた」と述べました。このあと、杉浦官房副長官は、記者団に対し「家族会は、政府の対応はもどかしく、経済制裁に踏み切るべきだということだった。気持ちはよく分かるが、経済制裁はタイミングや効果を見極めなければならず、まだ、タイミングは熟していない。北朝鮮が、対話の土俵に乗る態度を示しているのだから、近く再開する政府間の対話の場や、6か国協議での解決を目指す方向で、最大限努力したい」と述べました。
NHKニュース
