6カ国協議 北朝鮮 核放棄進めたくない本音浮き彫り | trycomp2のブログ

6カ国協議 北朝鮮 核放棄進めたくない本音浮き彫り

【北京・西岡省二】第5回6カ国協議で、北朝鮮は軽水炉建設要求に加え、共同声明には盛り込まれていない過去の主張を持ち出し、「既存の核施設凍結」と「韓国の非核化」などを同時行動で実施するよう主張した。米国の圧力が解消されない限り、核放棄の履行を進めたくないとの本音が浮き彫りになった形だ。
 共同声明では米韓両国とも韓国内に核兵器が存在しないことを再確認した。しかし、北朝鮮はこれだけでは満足せず、検証可能な形で示すことを求めている。それが満たされなければ、「約束対約束」「行動対行動」という宣言の原則に反するという主張だ。
 さらに、北朝鮮は10日の全体会合で、米財務省がマカオの銀行をマネーロンダリングの主要懸念先に指定したことや、大量破壊兵器拡散への関与で北朝鮮企業の資産を凍結した問題を取り上げた。協議とは直接関係のないテーマで、議論を混乱させることにつながった。
 北朝鮮首席代表の金桂冠(キムゲグァン)外務次官は11日、こうした制裁措置を「共同声明違反」と非難し、声明を履行できない理由に挙げた。米国の信頼度を測る狙いとも受け取れるが、韓国外交筋は「(制裁対象が)北朝鮮中枢部の資金源に関連している可能性があるからではないか」と指摘し、指導部からの直接の指示で取り上げたとの見方を示している。
(毎日新聞) - 11月12日10時10分更新
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 6カ国協議 北朝鮮 核放棄進めたくない本音浮き彫り