脱北者:千葉県滞在の北朝鮮女性が帰国の意思 北京で会見
【北京・西岡省二】北朝鮮から03年に脱出した後、日本に保護され、千葉県内に滞在していた北朝鮮女性が26日午前、北京の北朝鮮大使館で記者会見し、再び北朝鮮に戻る意思を明らかにした。
女性は川崎市出身の「都秋枝(ト・チュジ)=57」と名乗っている。
トさんは在日朝鮮人と日本人の間に生まれ、在日朝鮮人の帰国事業で1960年、北朝鮮に帰国した。その後、03年10月、中朝国境の豆満江を越えて中国に逃れた後、遼寧省瀋陽の日本総領事館に保護された。その後、日本に渡り、千葉県松戸市で暮らしていた。
トさんは「今の日本は昔住んでいた日本とは大きく違った。親が子供を殺すような恐ろしい国だ 」などと語った。
北朝鮮大使館は同日、「日本に強制的に連れて行かれた共和国(北朝鮮)公民の記者会見」と題し、北京駐在の各国記者を集めた。トさんは涙声で語り、記者会見の最後には90年代の北朝鮮映画の主題歌を歌った。
毎日新聞 2007年6月26日 11時44分 (最終更新時間 6月26日 13時21分)
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