国際的連帯で拉致解決を 家族会が外相と面会
北朝鮮による拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん(69)らが11日、外務省を訪れて高村正彦外相に会い、北朝鮮のテロ国家指定解除に向けた米国の動きに懸念を持っていることを伝え、拉致問題を国際的課題として取り組むよう訴えた。
面会には横田滋さん(75)と妻の早紀江さん(71)のほか韓国、タイ、ルーマニアの拉致被害者家族も加わった。飯塚さんらは各国の被害者家族らが「拉致解決国際連合」を結成したことを報告、政府としての援助を要請した。
また、「米国にも強く言ってほしい」とテロ国家指定解除をめぐる米国の動向をけん制するよう求めたが、明確な返答はなかったという。
飯塚さんによると、高村外相は冒頭「福田首相は拉致問題を『自らの手で解決する』と言って首相になった。私も共に全力を尽くして頑張る」と話した。また、国連総会本会議で年内に採決される予定の北朝鮮人権決議に、関係国の賛同を得るよう調整を続けることを確約した。
(共同)
中日新聞:国際的連帯で拉致解決を 家族会が外相と面会:社会(CHUNICHI Web)