北朝鮮の金外務次官 軽水炉要求譲らず | trycomp2のブログ

北朝鮮の金外務次官 軽水炉要求譲らず

 【ニューヨーク=長戸雅子】6カ国協議で設置が決まった米朝国交正常化作業部会出席のため、ニューヨークを訪問中の北朝鮮の首席代表、金桂寛外務次官は4日、宿泊先のホテルでカートマン元朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)事務局長らと会談した。会談後、カートマン氏は記者団に北朝鮮側が軽水炉を「一貫して要求」する姿勢を示したと述べた。

 2005年9月の6カ国協議の共同声明には「適当な時期」に軽水炉問題を話し合うと決めている。日米は北朝鮮の先行的な核放棄を要求しているが、北朝鮮は核放棄前の供与を求めている。

 KEDOは1994年の米朝枠組み合意を受けて北朝鮮に軽水炉を建設するために国際共同事業体として設立された。しかし、北朝鮮のウラン濃縮計画が発覚し、昨年5月に解体が決定された。

 カートマン氏はクリントン政権下で朝鮮半島和平担当大使を務め、金次官とは旧知の仲。関係者によると、カートマン氏は「古い友人」として、金次官に6カ国協議の合意事項順守の重要性を述べたという。

 金次官は5日午前の民間団体主催の講演会に出席後、同日夜の夕食会で同協議米首席代表のヒル国務次官補と協議をスタートさせる。

 金次官は4日午後、ブロードウエーのコメディー・ミュージカル「プロデューサーズ」を鑑賞した。報道陣の問いかけにミュージカルを「楽しんだ」と答えたものの「米国側がアレンジした」と強調した。「プロデューサーズ」は落ち目の演劇プロデューサーが一夜で上映打ち切りになる最悪のミュージカルを制作して出資者からお金をだましとろうと計画するが、予想に反して大ヒットしてしまうストーリー。

(2007/03/05 23:17)

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