「命懸けで捜す」 田口さんの兄、初めて訴え | trycomp2のブログ

「命懸けで捜す」 田口さんの兄、初めて訴え

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大宮で北朝鮮拉致問題講演会

 北朝鮮問題について考える講演会「拉致問題を通じて日本のあり方を考える・第六弾」(日本再生フォーラム主催)が十六日、さいたま市大宮区で開かれた。

 特定失踪(しっそう)者問題調査会代表で、拓殖大学海外事情研究所教授の荒木和博氏が講演したほか、拉致被害者田口八重子さん=川口市出身、失踪当時 (22)=の兄・本間勝さん(62)や田口さんの長男・飯塚耕一郎さん(29)らが、特定失踪者の家族らとともに、問題の早期解決へ向け思いを訴えた。本間さんが公の場で訴えるのは初めてという。

 主催した日本再生フォーラム(竹本博光代表)は日本に山積している諸問題を理解し解決していこうと二〇〇一年三月に発足した市民団体。政治家や評論家などを講師に招き講演会を開き、今回で十七回目。北朝鮮問題をテーマにしたものは六回目となる。

 会場には約二百人が参加。衆議院議員の武正公一氏(民主党)や早川忠孝氏(自民党)、「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を図る県議会議員連盟」会長の深井明県議らも応援に駆け付け、「国や県を挙げて北朝鮮問題に全力で取り組んでいきたい」と述べた。

 講演の中で荒木氏は、北朝鮮の工作船の性能や、工作員から聞いた話を紹介し「日本は平和だと思われているが、命を顧みずに日本に入って来る連中がいるということを、日本政府は今まで明らかにしてこなかった」と指摘。

 さらに「十六人が拉致被害者として認定されているが、これは氷山の一角にすぎない。すべての拉致被害者を救出することが国民一人一人の責任であり、北朝鮮政府に対し、受け身でなく戦う姿勢で臨まなければならない」と訴えた。

 妹の田口八重子さんを拉致された本間さんは「国民の七割は北朝鮮に対する経済制裁を支持しているが、日本政府は腰が引けてしまっている。今後は八重子を捜すことに命を懸け、一刻も早く、八重子に耕一郎君を抱き締めさせてあげたいと思っている」と強い思いを語った。

 耕一郎さんは「母の記憶は全くないが、直接会って『お母さん』と呼んであげたい」と述べた。
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