6カ国協議:ヒル氏 「枠組み合意」に似た結論否定せず | trycomp2のブログ

6カ国協議:ヒル氏 「枠組み合意」に似た結論否定せず

 【ワシントン笠原敏彦】ブッシュ政権はクリントン前政権が行った米朝枠組み合意を批判し、逆戻りが可能な「核開発凍結」には「見返り」を与えない姿勢を貫いてきた。

 ただ、ヒル米国務次官補は最近のロイター通信との会見で、次回6カ国協議で「94年枠組み合意に似た」成果が出る可能性を否定しなかった。ヒル次官補は「どんな成果になっても、我々の仕事は(核放棄を定めた)共同声明の完全履行まで終わらない。だから、(途中経過が)枠組み合意に似た成果に見えても心配していない」と述べた。

 しかし、仮に初期段階の措置が「凍結対補償」に近い合意になった場合、(1)ウラン濃縮計画の問題を解決せずに4年前に中止した枠組み合意の地点に戻るだけ(2)核開発凍結に再び補償を払っても核放棄への保証はない--などの批判や懸念が出るのは必至だ。

 ブッシュ政権は、枠組み合意が北朝鮮の新たなウラン濃縮疑惑発覚という「裏切り」で破たんした経緯もあり、「同じ誤りを繰り返さない」との姿勢を堅持している。

毎日新聞 2007年2月5日 18時48分

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